いくつかのメーカーを受けて聞いた現場の人との関わり方
こんにちは。
私は就活で素材メーカーを初め幾つかのメーカーを受けてきました。
その中で特に印象に残ったことを今回はお話ししようと思います。
もちろん実際に働いた経験はないのであくまでイメージや聞いた話です。
一言で、現場の人との関わり方 に関する話題が多かったように思います。
職種で言えば開発や製造、生産技術などでしょうか。
メーカーと言えば工場ですよね。工場で商品を作ります。
その商品を作るのはすべて自動、というわけではなく多くの場合は人が操業しています。
そしてその操業をするのは多くの場合は高校を卒業された方です。
一方で大卒や院卒が技術職として工場に配属になった場合、操業をすることは多くはありません。
が、操業の方に指示をしたり纏めたりしなければならない場面が多い様です。
工程を変えたり、新しいラインを作ったりしても実際に作業をするのは操業の方からですからね。
ということで、技術職の新入社員として入社すると自分よりも年上の人に指示する場面も多くなってきます。
その際に、上手にコミュニケーションしていかないと仕事も進んでいきません。
また、操業の方は職人気質(≒気難しい)人が多いようで、そういった意味で技術職として信用を得ていくのも難しい様です。
さらに実際に現場で働いているので技術職の人よりも知っていることが多いなんてこともよくあるようですし、キツイ口調で怒られることも多い様です。
以下はインターン、説明会、工場見学、面接中に私が聞いたことを書いていきます。
インターンにて
とある企業のインターンに行ったときには院卒の生産技術の方とお話しする機会があったのですがその方は
院卒というプライドが邪魔をして現場の方々とのコミュニケーションがうまく行かなかったと言っていました。
しかしその後、思い直して仕事をしていくうちに、徐々に信頼を獲得していき
そこから以前と比べて仕事がうまく行くようになったそうです。
現場の方に『○○君はだめだなぁ~笑』と言われるくらいがいいとも言っていました。
また、仲良くなってしまえば、むしろ技術職の人よりも力になってくれることが多いなんてこともあるようです。
説明会や工場見学にて
こういったを既に体験談としてに聞いていたので説明会の時には、
生産現場での人間関係について質問したところ、嬉しそうに答えて頂きました。
(少し主題とズレますが)
工場は汗水たらして働く男の職場、体育会(特に鉄鋼とか)というイメージがあり、自分で見た範囲や友人の話を聞くに概ねその通りだなと思いました。(もちろんすべてに当てはまるわけではないでしょうが)
また技術職として工場で仕事をする上では装置が優先されますので、深夜や休日に出勤することもあるようです。
面接にて
少しぼかしますが幾つかの非鉄のメーカーの面接で印象的な質問がありました。
・上下関係についてどう思う?
・工場のおっちゃんにきついこと言われることが多いけど大丈夫?
・年上の人に指示するときにはどんなことに気を付ける?
・スポーツの経験はありますか?(1次から最終まで、すべての面接で聞かれました)
これらの質問からは年上に人ともコミュニケーションを取れて、体力がある人が向いているような印象を受けます。
上記の様に感じ取ったので、逆質問の時には現場の人とのかかわりあいという観点での質問を必ず一つはしました。
・ 開発やってると現場に試作を流すときに交渉するのが大変。
・飲みにケーションもするが、交代勤務とは時間が合わないし、あるグループとだけすると不公平感が出てきて難しい。
・やはり人間なのでどんなに論理的に話しても結局は信頼が得られているかどうか。
・日ごろから挨拶などでコミュニケーションをとることが非常に重要。
・お互い仕事内容は違うかもしれないが寄り添って一緒に仕事をするように意識する。
一か月以上前なので記憶が少し曖昧ですが、おおまかにこんなお話をして頂いたと思います。
まとめ
就活をするまではあまり意識していませんが、
大学で専門知識を学び、それを活かして技術職で就活をする上では現場の人との関わり方が一つのキーワードになるのかなと思いました。
それでは。