帽子をかぶった波乗りパンダ

何となくブログをはじめました。初めはあまり考えずに少しずつ書いていこうかなと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

私立教師という職業はブラック!?

こんにちは。

 

私は最近就職活動を終えたのですが(そのときの体験談は別に)、いまでもブラック企業という言葉に強く反応してします。

 

ブラック(人によって様々でしょうが)な職業の具体的な例は控えますが、思い浮かぶ仕事がいくつかあるのではないでしょうか。

 

今回は私が考えるブラックな職業、教師(私立教員)についてお話したいと思います。

(※身内の一例のみなので必ずしも全教員に当てはまるということではありません)

 

 

 

 

 

近隣住民からのクレームが多い

 『おたくの生徒が広がって歩いているのが邪魔だ』

『おたくの生徒が電車で席を譲りもせず寝ている』

そんなクレームが入るそうです。

そう言えばそういう経験を私もしたことがあります。

 

私は中学生のときはテニス部に所属していたのですが、ある日顧問から招集がかかりミーティングをしました。曰く『バスで年寄りに席を譲らずに寝ていた…』と。

つまり、学校側でそう言った躾をしてほしいということなのでしょうか。

これが教員の仕事かどうか論じるつもりはありませんが、やはり負担になりますよね。

 

 

部活の顧問をしていると休日出勤がある

部活動の顧問をしていると休日出勤をしなければならないことがあります。

基本的に試合等は土日にありますし、そうでなくても休みの日は長く練習時間がとれますよね。思い返せば私も中学生のことは週6回以上は部活をしていましたし、毎回先生がちゃんと見てくれていました。

当時の自分はこれを当たり前に思っていましたが、就職活動を終えた今、思い返してみるととても大変なことだな…と当時の顧問へ感謝。

そして詳しくは聞いていませんが、その場合の給料もかなり低いとか…

 

生徒のご両親からのクレームが多い

例えばいじめ問題があった時に、いじめられた側が退学する場合にいじめた(と思っている)生徒も退学にしてほしい…とか

お金払っているのだから予備校に行かなくても受験に対応できるようにしろ…とか

問題集が簡単すぎるから変えてくれ…とかとか

 

確かにこういった場合やはり教員に問い合わせるのでしょうが、これらも大きな負担になっているようです。

 

時間外労働が多い

入試や定期考査の作問、採点も教員の仕事です。

ですので休みの日などにはパソコンで問題を作り、採点も自宅でやることがあるようです。また、授業の予習も欠かすことができません。教えることに間違いがあってはありませんから、入念にやっているようです。

また教える範囲も変わることがあるためずっと同じ予習内容を使い回せるとも限りません。

 

私は学部時代に個別指導塾のアルバイトを経験したことがあります。中学入試の生徒から大学入試、定期考査対策など様々で、もちろん念入りに予習を行います。

するとあるときに実際にバイトに使った時間を給料で割ってみると、その前にしていたコンビニの時よりも時給が低いことに気づきました…

 

これをサービス残業と捉えるべきか、高めの給料に含まれていると捉えるべきなのかも意見が分かれるでしょうが、前者の立場であれば自身の職業としたときに不満に思うことでしょう。

 

予備校と比べられる

『予備校の授業よりわかりずらい…』

いやいや待ってください。予備校の先生は勉強や受験の指導が主な仕事だと思います(もちろん予備校の先生は先生で忙しいとは思います)。それに対して学校の先生は部活動、生活指導、進路指導などそれよりも多くの仕事をこなしさらにその対象はクラス全体に及びます。

従って授業だけに全身全霊を注ぐわけにはいかないのです。もちろん、授業の質を上げて欲しいという気持ちは分かりますが、その辺も汲み取ってほしいなぁ…なんて。

 

 

以上、まだまだあるでしょうが私が聞いた限りはこのくらいです。

もちろんお金を払って大切な子供を通わせているのですから、要望が多くなるのも分かります。

 

ただ一方でそれらに対応する教員も大変です。これをブラックと捉えるかは人に依るでしょうが、私からみた私立教員は大変な仕事であるとお伝えしました。

 

それでは。